まずはサイフ。
「長財布」と「二つ折り財布」の2種類のサイフがありますが、大きなバッグを使用している人は、長財布を使っている事も多いという事が分かったので、両方のサイフが入る事を前提に設計を進め始めました。まず「長財布を使っている人はどこにいれるだろう???」という事について検討開始。サイフはバッグからの出し入れが比較的多いアイテムなので、他のものに埋もれてしまうと面倒です。また、長財布と二つ折り財布はサイズが異なる為、専用ポケットを作る事を考える場合、長財布の大きさに合わせる事になります。その場合、二つ折り財布は別のポケットに入れる事になるので、長財布専用ポケットの別の用途に使うケースを考えないといけません。もう一度大きなバッグを持っている女性が、それぞれ持っている物を見直してみると、「手帳」や「小さめのノート」といったものがありました。この事から、この大きなポケットに並んで「ペン」などが入れられる細長いポケットを作る事になりました。また、この手帳やノートであれば、長財布と一緒に持っていた場合でも、専用ポケットに入れなくても、使用頻度から考えて問題無いという判断になりました。大きいポケットなので、マジックテープやマグネットのボタンなどで閉じられる試作品もあったのですが、結局のところ使わない場合が多く、手帳やノートを入れると閉じられない為、最終的には省くことにしました。