Little Bee

開発秘話:タイニーリルビーができるまで

「パーティー用のバッグに合うような、華やかなリルビーはどうだろうか」という意見からタイニーリルビーの開発が始まりました。


本体

 試作品を作るにあたって、まずはリルビーを小さくする事を念頭に、マチの削除や3つあるポケットを2つに変更するなどの細かい調整を行いました。
 素材に関しても、パーティーの際に持つバッグとなると、小さいサイズでエナメルやベロアなどの特別な素材が多い為、現状のリルビーをそのまま小さくするだけでは素材感が合いません。そこで、サテン生地にするという事を決めた上で、手触りや自立するかどうかも考えて、生地と生地の間にキルト芯を挟む事になりました。
 「刺繍を大きく入れたい」という話は早い段階から決まっていましたが、刺繍だけではどちらが表か分からない為、オモテ面に小さなリボンをつけてみたのですが、女性スタッフの多くが「下着に見える!!」という意見だった為、NGになりました(笑)


カラーバリエーション

 3つのカラーバリエーションを決める際には、パーティーらしい華やかさをイメージさせる『黒×ピンク』と『ライトブラウン×オフホワイト』の2色はすぐに決まったのですが、「せっかくかわいいリルビーを作るのだから、かわいい色合いも」という事で、『ライトピンク×ライトブルー』を加えました。

まずはそれぞれ表の色と生地を選んで…

裏表の色の組み合わせは毎回悩みます(汗)


チャーム

 チャーム部分は何度も検討を重ねました。最初の段階では、レギュラータイプのリルビーに付属しているチャームではイメージと合わない為、チャームを削除する方向でいました。Dカンのみを残し、お客様の好みでチャームをつけられるよう、Dカンの大きさや形状に関しても細かく話し合いました。試作が進につれてチャームが無い寂しさを感じ、バランスを考えたゴールドの金属プレートのみのチャームに辿り着きました。


織りネーム

 今までにないゴールドチャームに合わせ、織りネームも華やかなカラーに変更する為、光沢のあるホワイトにラメで装飾してみたところ、思ったより華やかにならなかったのが最初のサンプルでした。試しに全体をホワイトだけでまとめてみたところ、結果的に上品な感じになったので、そのまま決定になりました。


ページ上に戻る